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ソースからのインストールを始める前に、弊社のバイナリがお客様のプラットフォームで使用できるかまたは機能するか確認してください。弊社では弊社のバイナリが最良のオプションでビルドされたものであることを確認するために最大限の努力を払っています。
MySQL のソース配布を取得するには、項2.1.3. 「MySQL の取得方法」 を参照してください。Windows 上で MySQL をソースから構築する場合は、項2.10.6. 「Windows にソースから MySQL をインストールする」 を参照してください。
MySQL のソース配布は圧縮
tar
アーカイブで提供しており、フォームの名前は
mysql-
です。VERSION
.tar.gzVERSION
は
5.1.47
のような番号です。
MySQL をソースから構築してインストールするには以下のツールが必要です。
配布の解凍用 GNU
gunzip
配布のアンパック用 tar。GNU tar が機能することが知られています。オペレーティングシステムの中には問題があるとされる tar のプリインストールバージョンがあります。たとえば、Mac OS X、SunOS 4.x、Solaris 8、Solaris 9、Solaris 10 と OpenSolaris、および HP-UX の初期のバージョンに用意されていた tar には、長いファイル名に問題があることあ知られています。Mac OS X 上では、プリインストールの gnutar プログラムを使用できます。Solaris 10 と OpenSolaris では、プリインストールされている gtar を使用できます。欠陥のある tar のほかのシステムに、GNU tar を最初にインストールする必要があります。
動作する ANSI C++
コンパイラ。gcc
2.95.2 以降、SGI C++、および SunPro C++
は、動作することが知られているコンパイラの一部です。libg++
は、gcc
を使用するときは必要ありません。gcc
2.7.x
には、sql/sql_base.cc
など、一部の完全に正当な C++
ファイルがコンパイルできなくなるバグがあります。gcc
2.7.x しかない場合は、MySQL
をコンパイルできるように
gcc
をアップグレードする必要があります。gcc
2.8.1
も一部のプラットフォーム上で問題が発生することが知られているため、そのプラットフォーム用のより新しいコンパイラがある場合は使用しないようにしてください。gcc
2.95.2 以降をお勧めします。
優良な make プログラム。GNU make はどのような場合にも推奨され、必須になっていることもあります。(BSD の make は失敗します。ベンダーから提供されている make 実装も失敗する場合があります。) 問題が発生する場合は、GNU の make 3.75 以降を使用してください。
libtool 1.5.24 以降もお勧めします。
gcc
のバージョンを使用していて、それが
-fno-exceptions
オプションを理解できるほど新しい場合は、このオプションを使用することが
非常に重要
です。それを使用しない場合、無作為にクラッシュするバイナリをコンパイルすることになります。-felide-constructors
、-fno-rtti
、および
-fno-exceptions
も使用します。疑念がある場合、以下を実行します。
CFLAGS="-O3" CXX=gcc CXXFLAGS="-O3 -felide-constructors \ -fno-exceptions -fno-rtti" ./configure \ --prefix=/usr/local/mysql --enable-assembler \ --with-mysqld-ldflags=-all-static
ほとんどのシステムでは、これによって速くて安定したバイナリが得られます。
問題が発生してバグをレポートする必要が生じた場合には、How to Report Bugs or Problems の手順に従ってください。