「Query Analyzer」ページに情報が表示されない、または予想した範囲のクエリが表示されていない場合、確認できるシステムはたくさんあります。
システムが Query Analysis で正しく設定されているか確認するには、次のことをチェックします。
Agent ログと MySQL Enterprise Service Manager内のでサーバのステータスをチェックして、エージェントが実行しているか確認します。
各エージェントの設定ファイルをバックアップします。次のことを確認します。
メイン設定ファイル(mysql-monitor-agent.ini
)内の
plugins
パラメータに
proxy
プラグインが次のように含まれている。
plugins=proxy,agent
メイン設定ファイル(mysql-monitor-agent.ini
)内の
agent-item-files
パラメータで、share/mysql-proxy/items/quan.lua
スクリプトが次のように指定されている。
agent-item-files = share/mysql-proxy/items/quan.lua, » share/mysql-proxy/items/items-mysql-monitor.xml
プロキシ設定パラメータで、クエリを送信する
MySQL
サーバが指定されている。たとえば、エージェントを
MySQL
サーバと同じホストで実行する場合、mysql-monitor-agent.ini
ファイルには次の行が含まれています。
proxy-address=:6446 proxy-backend-addresses = 127.0.0.1:3306 proxy-lua-script = share/mysql-proxy/quan.lua
上記の設定は次のことを表しています。
エージェント/プロキシは、ポート
6446(proxy-address
)を使用して、現在のマシンでリスニングします。
エージェント/プロキシは、proxy-backend-addresses
パラメータの設定に従い、受け取ったすべてのクエリをポート
3306
(標準の MySQL
ポート)のホスト 127.0.0.1
に送ります。
完全な設定ファイル(mysql-monitor-agent.ini
)の例を次に示します。この例は、MySQL
バックエンドサーバとして
127.0.0.1
を使用し、monitor
という名前の
MySQL Enterprise Service Manager に報告します。
[mysql-proxy] plugins=proxy,agent agent-mgmt-hostname = http://agent:password@monitor:18080/heartbeat mysqld-instance-dir= etc/instances agent-item-files = share/mysql-proxy/items/quan.lua,share/mysql-proxy/items/items-mysql-monitor.xml proxy-address=:6446 proxy-backend-addresses = 127.0.0.1:3306 proxy-lua-script = share/mysql-proxy/quan.lua agent-uuid = a3113263-4993-4890-8235-cadef9617c4b log-file = mysql-monitor-agent.log pid-file=/opt/mysql/enterprise/agent/mysql-monitor-agent.pid
エージェントプロキシを介してバックエンド MySQL サーバに接続できるか確認します。これを確認するには、MySQL クライアントをチェックします。同じユーザおよびパスワード情報を指定するなど、元のサーバに接続する場合と同じオプションを指定する必要があります。
MySQL クライアントアプリケーションが、クエリ送信時の実際の MySQL ポートではなく、指定されているプロキシポートを使用するように設定されているか確認します。
Query Analyzer がホストで有効にされているか確認します。詳細については、項9.7. 「Query Analyzer の設定」を参照してください。