テーブル上部にあるフォームを使用すると、「Query Analyzer」テーブル内に表示されるクエリをフィルタリングできます。フォームのさまざまなフィールドが、フィルタプロセスのパラメータの指定に使用されます。フィルタを指定すると、「Query Analyzer」テーブル内に示されるすべてのクエリおよび関連する統計情報が、フィルタ設定に基づいて表示されます。たとえば、デフォルトでは、フィルタ設定により 30 分以内に実行されたクエリが表示されます。平均、最大、実行回数など、表示されるすべての統計情報は 30 以内のクエリに関する情報です。
フィルタフィールドを次に示します。
「検索タイプ」、「クエリ検索」。正規化されたクエリのテキスト検索をサポートします。検索タイプには、基本テキスト検索、または正規表現検索のいずれかを指定できます。基本テキスト検索のほか、特定の文字列を含まないクエリを検索することもできます。正規表現は、標準の
MySQL REGEXP()
関数を使用して構文解析されます。詳細については、Regular Expressionsを参照してください。
検索は、クエリの標準バージョンに対して実行されます。クエリ自体のパラメータ内の特定のテキストまたは値に対して、検索を実行することはできません。
データベース -
特定のデータベース内に実行されたクエリに制限します。データベース一致は、MySQL
データベースから LIKE
検索を使用して実行されます。そのため、複数および単一の文字検索に
%
および _
文字を使用できます。詳細については、Pattern Matchingを参照してください。
「表示タイプ」 - このメニューでは、フィルタリングの時間選択を時間 interval に基づいて実行するか(「時間」および「分」ポップアップを使用して、表示される期間内に記録されたクエリのみが示されます)、期間(開始/終了)に基づいて実行するかを指定できます。
「間隔」モードを使用すると、グラフが更新された時点からの指定期間内のクエリが表示されます。たとえば、30 分を選択した場合、30 分以内にキャプチャされたクエリが表示されます。このとき、表示を 14:00 に更新した場合、13:00 から 14:00 にキャプチャされたクエリが表示されます。「間隔」モードを使用すると、フィルタ選択の期間を最大 23 時間 59 分に制限できます。
「開始/終了」モードを使用すると、特定の日付および時刻の間のクエリを表示できます。このモードを使用すると、特定の期間中に受け取ったクエリのみを表示できます。また、クエリ解析情報を記録している場合、さらに長い期間のクエリ履歴を表示できます。
「表示」-すべての監視対象サーバで実行された同じクエリをまとめて表示するように、「グループ」に基づいて情報を返すか、または「サーバ」に基づいて個々のサーバでクエリを要約するかを指定できます。「サーバ」を選択した場合、テーブルには、サーバを表示する追加のカラムが含まれます。
「クエリタイプ」-クエリをフィルタリングするクエリのタイプを選択できます。「全て
l」を選択すると、すべてのクエリが表示されます。選択できる追加クエリのタイプは、SELECT
、INSERT
、UPDATE
およびその他のメイン SQL クエリタイプです。
「上限」-各ページ内に表示されるクエリの数を指定できます。
フィルタパラメータを設定している場合、「フィルタ」ボタンをクリックして、「Query Analysis」表示を更新できます。フィールドをデフォルト設定にリセットするには、「リセット」ボタンをクリックします。