Query Analyzer データに関連する設定はたくさんあります。Query Analyzer 操作は、「Query Analyzer」タブ内の「Query Analyzer の設定」リンクを使用して、または「設定」タブ内の「Manage Servers」タブにある「configure query analyzer」ボタンを使用して設定できます。いずれの方法を使用しても同じダイアログボックスが表示されます。
いずれの方法でも、選択する設定オプションは、「サーバ」ナビゲーションパネル内で選択された個々のサーバまたはサーバグループに適用されます。
いずれの方法でも使用できる設定オプションは 3 種類あります。
「Query Analyzer を有効にする」。選択すると、クエリ解析は有効になります。無効にするには、チェックボックスの選択を解除します。
Query Analyzer が有効にされている場合、「クエリ例を有効にする」チェックボックスを選択して、「クエリ例」機能を設定できます。このオプションを有効にした場合、クエリをクリックして開かれる「クエリ情報」ウィンドウに追加のタブが表示されます。
「クエリ例を有効にする」。Query Analyzer で、個々のクエリの詳細情報を表示できます。このオプションを有効にすると、フルクエリステートメントが公開されるので、セキュリティ問題が発生することがあります。
「クエリ例」オプションを有効にすると、クエリ要約詳細の追加タブを使用できます。詳細については、項9.2. 「詳細なクエリ情報の取得」を参照してください。
「クエリ例」を有効にした場合、「EXPLAIN 例」も有効にできます。このタブを有効にするには、「クエリ例の EXPLAIN を有効にする」チェックボックスを選択します。
「EXPLAIN
例を有効にする」。クエリを表示するときに別のタブが表示されます。このタブでは、選択したクエリに対する
MySQL からの EXPLAIN
出力の結果を表示できます。この結果には、フルクエリ、およびクエリがサーバ内でどのように実行されたかが示されます。
このオプションを有効にすると、サーバの実行にオーバーヘッドがかかります。これは、サーバが、実行時間が長いクエリを識別するたびに、EXPLAIN
ステートメントを実行するからです。詳細については、MySQL Enterprise Monitor Frequently Asked Questionsを参照してください。
個々のサーバで Query Analyzer を有効または無効にするには、「設定」ページに移動し、「サーバの管理」リンクをクリックします。すべてのプロパティを設定するには、変更するサーバの横にある「Query Analyzer の設定」リンクをクリックします。
また、各サーバの「Query Analyzer」カラムには、現在の設定、「オン」または「オフ」、および「例」と「EXPLAIN」機能が有効かどうかが示されます。設定を変更するには、現在のステータスをクリックして、「オン」と「オフ」を切り替えます。
選択したサーバの Query Analyzer
を無効または有効にするには、「Settings」ページの「disable
query analyzer
」ボタンまたは「enable
query
analyzer」ボタンを使用します。これらのボタンを選択するには、使用できるサーバのリストからサーバを
1 台以上選択している必要があります。
選択したオプションを、MySQL Enterprise Service Manager に登録されるすべての新しいサーバのデフォルトとして使用するには、「この設定をすべての新規サーバのデフォルトとする。」チェックボックスを選択します。デフォルトでは、新しいサーバを MySQL Monitor に登録すると、このサーバは、Query Analyzer データを提供するように自動的に設定されます。これにより、MySQL Monitor に提供される情報量が増えるので、モニターおよびエージェントのパフォーマンスに影響を及ぼします。
Query Analyzerページのデフォルトの設定ボタンを通して、Query Analyzer の設定が発生します。