MySQL 5.4 および 6.0 は、現在開発中のリリースシリーズです。

MySQL 5.1 は、現在の一般提供 (本稼働) のリリースシリーズです。新しいリリースはバグ修正のみのためのリリースです。安定性に影響する新しい機能は追加されていません。

MySQL 5.0 は以前の安定した (本稼働品) リリースシリーズです。

MySQL 4.1、4.0、および 3.23 は、安定した (本稼働品質の) 古いリリースシリーズです。MySQL 4.1 は、現在製品ライフサイクルの最後にあります。これらのバージョンの積極的な開発およびサポートは終了しました。

MySQL 4.1 の延長サポートはまだ利用できます。「MySQL ライフサイクルポリシー」によれば、MySQL 4.1 では、セキュリティーと重要度レベル 1 の問題だけが現在も修正中です。

最初の (5) は主なバージョンおよびファイルフォーマットを表します。MySQL 5 のすべてのリリースのファイルフォーマットは同じです。

2 番目の番号は (0) はリリースのレベルを表します。主なバージョン番号とリリースレベルを一緒にすると、リリースのシリーズ番号を表します。

3 番目の番号 (12) はリリースシリーズのバージョン番号を表します。これは新しいリリース毎に数が増えます。一般的には選択したシリーズの最新のバージョンを選択されます。

アルファ は検討用のみのリリースを意味します。既知のバグはニュース節 (MySQL Change History 参照) に記述されています。ほとんどのアルファリリースには新しいコマンドや拡張が導入されています。重要なコードの変更を含む能動的な開発がアルファリリースで行われます。しかし、リリースを公開する前に弊社でテストを行ってます。

ベータ は新規の開発に使用できることを意味しています。ベータリリースでは機能および互換性の変更ありません。しかし、ベータのリリースには多くの重大なバグが含まれている場合があります。

すべての API、外部から可視可能な構成、および SQL ステートメントのカラムは将来のベータ、リリース候補、あるいは本稼働リリースでも変更はありません。

rc はリリース候補を意味します。リリース候補は安定していると思われており、MySQL の社内のすべてのテストに合格したもので、すべての既知の致命的なランタイムのバグは修正しています。しかしながら、これらのリリースはすべてのバグが間違いなく取り除かれたと確信するに足る広範な使用事例を経たものではありません。マイナーは修正のみが追加されています。(リリース候補は以前公式にはガンマリリースを呼ばれていたものです。

接尾辞がない場合、そのリリースは一般提供 (GA) あるいは本稼働リリースを意味します。GA リリースは安定しており、旧バージョンのすべてのバグ出しを完了したもので、信頼でき、重大なバグのない、本稼働システムの使用に適したものだと認識されています。重大なバグ出しのみがそのリリースに行われます。

社内のテスト項目

mysql-test ディレクトリには広範なテスト項目含まれます。弊社ではこれらのテストをすべてのサーバーバイナリに実施しています。これらのテスト項目の詳細に関しては、MySQL Test Suite を参照してください。

MySQL ベンチマーク項目

このテストでは一連の共通のクエリーを実施しています。最新の最適化バッチが実際にコードの処理速度の向上させるかについてもテストを実施して決めています。項4.1.4. 「MySQL ベンチマークスィート」 を参照してください。

クラッシュ テスト

テストではデータベースがサポートしている機能およびその可能性と限界に以下テストします。項4.1.4. 「MySQL ベンチマークスィート」 を参照してください。