リレー ログのファイル名はデフォルトで
という形式です。host_name
-relay-bin.nnnnnn
host_name
はスレーブ サーバ
ホスト名、nnnnnn
の部分はシーケンス番号です。連続するリレー
ログ
ファイルは、連続するシーケンス番号になり、この番号は
000001
で始まります。スレーブはインデックス
ファイルを使用して、使用中のリレー ログ
ファイルを追跡します。リレー
ログのインデックス
ファイル名はデフォルトで、
です。
host_name
-relay-bin.index
スレーブ サーバは、リレー ログ
ファイルをデータ
ディレクトリにデフォルトで作成します。デフォルトのファイル名は、--relay-log
および --relay-log-index
の各サーバ
オプションで上書きできます。詳しくは
項5.1.3. 「レプリケーションのオプションと変数」
を参照してください。
リレー ログはバイナリ
ログと同様のフォーマットであるため、mysqlbinlog
を使用して読み取れます。SQL
スレッドは、ファイル内のイベントをすべて実行した後、不要になったリレー
ログ ファイルを自動的に削除します。SQL
スレッドがこの作業を行うため、リレー
ログ削除のコマンドは不要です。ただし、FLUSH
LOGS
がリレー
ログをローテートする場合は、SQL
スレッドがそれらを削除するタイミングに影響します。
以下の条件で、スレーブ サーバは新たなリレー ログ ファイルを作成します。
(スレーブサーバの起動後、最初に) I/O スレッドが開始された場合
ログをフラッシュ (一括書き出し)
する場合。例:FLUSH LOGS
または
mysqladmin flush-logs
その時点でのリレー ログ ファイルのサイズが過大化した場合以下は、「過大化」 の定義。
max_relay_log_size
> 0 の場合
(この値はファイル サイズの最大値)
max_relay_log_size
= 0 の場合
(max_binlog_size
はファイル
サイズの最大値を決定)