データノード間の直接接続を使用してクラスタを設定するにはクラスタ
config.ini
の [TCP]
セクションで接続されているデータノードの交差
IP
アドレスを明示的に指定する必要があります。
以下の例では、それぞれマネジメント
サーバー、SQL ノード、および 2
つのデータノードを持つ少なくとも 4
台のホストを持つクラスタを説明します。そのクラスタは全体として
LAN の172.23.72.*
サブネットに常駐します。通常のネットワーク接続に加えて、2
つのデータノードを標準の交差ケーブルを使用して直接接続し、以下の範囲の
1.1.0.*
の IP
アドレスを使用して直接お互いに通信します。
# Management Server [NDB_MGMD] Id=1 HostName=172.23.72.20 # SQL Node [MYSQLD] Id=2 HostName=172.23.72.21 # Data Nodes [NDBD] Id=3 HostName=172.23.72.22 [NDBD] Id=4 HostName=172.23.72.23 # TCP/IP Connections [TCP] NodeId1=3 NodeId2=4 HostName1=1.1.0.1 HostName2=1.1.0.2
HostName
パラメータ、そこでは N
N
は整数で、TCP/IP
の直接接続を指定する際にのみに使用されます。
データノード間の直接接続を使用することによってデータノードをスイッチ、ハブ、ルータなどの Ethernet デバイスを経由できるのでクラスタの全体的な効率が改善され、よってクラスタのレーテンシーを下げます。2 つ以上のデータノードでの直接接続の利点をこのように最大限に活用するには、同じノードグループの各データノードとそれぞれの他のデータノードを直接接続することが重要です。