このマニュアルは、以下の表記規則に従って記載されています。
このスタイルのフォント
は、SQL
ステートメント、データベース名、テーブル名、カラム名、C
コード、Perl
コード、および環境変数に使用されます。例:「供与テーブルをリロードするにはFLUSH
PRIVILEGES
を使用してください。」
このスタイルのフォント
は例であなたが入力する文字を示します。
このスタイルのフォントは実行プログラムとスクリプトの名前、たとえば、mysql (MySQLコマンド ラインのクライアントプログラム)やmysqld (MySQL サーバ実行プログラム)を示します。
このスタイルのフォント
はあなたが値を設定すべき変数の入力に使用されます。
ファイル名と階層名は、このように書かれます:「グローバルなmy.cnf
ファイルは階層/etc
に置かれます。」
文字シーケンスはこのように書かれます:「ワイルドカードを指定するには‘%
’文字を使用します。」
このスタイルのフォントは強調に使用されます。
このスタイルのフォントは表の見出しや特に強い強調を表す場合に使用されます。
特定のプログラムからコマンドを実行する必要があることを示す場合、コマンドの前にプログラムとプロンプトを記述します。たとえば、shell>
はログインシェルから実行するコマンドを示し、mysql>
は mysql クライアント
プログラムから実行するコマンドを示します。
shell>シェルコマンドをここに入力します
mysql>mysqlステートメントをここに入力します
「シェル」とはコマンド インタープリタのことです。Unixでは通常、sh、csh、bashなどのプログラムです。Windows では、Windows コンソールで通常実行される command.com や cmd.exe です。
コマンドやステートメントを例で入力したときには、プロンプトまでを入力しないでください。
データベース名、テーブル名、およびカラム名は多くの場合、コマンドに代入する必要があります。このような代入が必要であることを示す場合、このマニュアルでは
db_name
、tbl_name
、および
col_name
を使用します。たとえば、次のようなステートメントがあるとします。
mysql> SELECT col_name
FROM db_name
.tbl_name
;
これは、同様のステートメントを入力する場合、データベース名、テーブル名、およびカラム名を自分で指定することを意味します。 たとえば、次のようになります。
mysql> SELECT author_name FROM biblio_db.author_list;
SQL キーワードは大文字と小文字を区別しないので、大文字で記述されることも小文字で記述されることもあります。ただし、このマニュアルでは大文字を使用します。
構文の説明で省略可能な単語や節を表す場合、角かっこ(‘[
’
および‘]
’)を使用します。たとえば、次のステートメントでは、IF
EXISTS
は省略可能です。
DROP TABLE [IF EXISTS] tbl_name
構文要素が複数の選択候補で構成される場合、それらの候補を縦線(‘|
’)で区切ります。選択候補のいずれかを選択できる場合は、次のように、それらの候補を角かっこ(‘[
’および‘]
’)内に列挙します。
TRIM([[BOTH | LEADING | TRAILING] [remstr
] FROM]str
)
選択候補のいずれかを選択できる場合は、次のように、それらの候補を角かっこ(‘{
’および‘}
’)内に列挙します。
{DESCRIBE | DESC}tbl_name
[col_name
|wild
]
省略記号(...
)
はステートメントのセクションの省略、とりわけ複雑な構文の簡略化を示します。たとえば、INSERT
...SELECT
は INSERT
ステートメントの後にSELECT
ステートメントが続く場合を簡略して表記します。
省略記号はステートメントの反復も示します。たとえば次の例では、最初のコンマの後に続き複数の
reset_option
値を与えられています。
RESETreset_option
[,reset_option
] ...
シェル変数をセットするコマンドは Bourne
シェルの構文として示されます。たとえば、CC
環境変数をセットして configure
コマンドを実行するシーケンスは、Bourne
シェルの構文では次のようになります。
shell> CC=gcc ./configure
csh または tcshをご使用の際には、適宜変更して使用してください。
shell>setenv CC gcc
shell>./configure