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MySQL には様々なログ ファイルがあり、mysqld 内での出来事を調べることができます。
ログ ファイル | 説明 |
エラー ログ | mysqld の起動、実行、および停止で発生した問題。 |
一般クエリログ | クライアントとの接続と実行したクエリ。 |
バイナリ ログ | データ変更のステートメント。レプリケーションにも使用。 |
スロー クエリ ログ |
long_query_time
秒より時間を要したクエリ、またはインデックスを使用しなかったクエリ。 |
デフォルトでは、mysqld データ
ディレクトリにすべてのログ
ファイルを作成します。mysqld
を行使して、ログ
ファイルの開閉、置換を行います。FLUSH
LOGS
ステートメント、または
mysqladmin flush-logs あるいは
mysqladmin refresh
などのコマンドで、ログをフラッシュします。詳細は
項12.5.5.2. 「FLUSH
構文」 および 項7.9. 「mysqladmin — MySQL サーバの管理を行うクライアント」
を参照してください。
MySQL のレプリケーション機能を活用している場合、スレーブ レプリケーション サーバで、リレー ログというログ ファイルを保管しています。リレー ログおよびコンフィギュレーションに関しては、章 5. レプリケーション を参照してください。
MySQL 5.1.6 から、サーバで一般クエリとスロー クエリのエントリをログ テーブル、ログ ファイル (またはこの両方) に書き込むようになりました。詳細は 項4.11.1. 「一般クエリとスロー クエリのログ出力先の選択」 を参照してください。
MySQL 5.1.12 からは、一般クエリとスロー クエリ ログのランタイム制御に追加機能があります。ロギングを有効化、無効化、そしてログ ファイルの変更などが行えます。詳細は 項4.11.3. 「一般クエリ ログ」 および 項4.11.5. 「スロー クエリ ログ」 を参照してください。