DROP TRIGGER [IF EXISTS] [schema_name
.]trigger_name
このステートメントはトリガをドロップさせます。そのスキーマ(データベース)
には、名称を自由につけることができます。スキーマを撤去すると、トリガは初期スキーマから除去されます。MySQL
5.0.2の中に DROP TRIGGER
が追加されました。それを使用するには、トリガに関連したテーブルに対して
TRIGGER
権限が必要となります。(このステートメントは
MySQL 5.1.6.より前のバージョンで
SUPER
権限を求めるものです。)
IF
EXISTS
を使用して、存在していないトリガに対してエラーが発生するのを防止してください。IF
EXISTS
を使用すると、実在していないトリガに対して
NOTE
が生成されます。項12.5.4.31. 「SHOW WARNINGS
構文」
を参照してください。IF EXISTS
条項が MySQL 5.1.14の中に追加されました。
注:全ての MySQL — MySQL
5.1 を含め
— 5.0.10以前の古いバージョンの MySQL
を、5.0.10以後の新しいバージョンの物に更新する時、更新する前に
一切のトリガをドロップし、その後で再生させなければなりません。これを怠ると、更新後
DROP TRIGGER
が作動しなくなります。更新手順に対するヒントについては、項2.11.1. 「MySQL 5.0 から 5.1 へのアップグレード」
をご参照ください。