DROP {DATABASE | SCHEMA} [IF EXISTS] db_name
DROP DATABASE
はデータベース内の全てのテーブルをドロップし、データベースを削除します。このステートメントには
十分
注意してください!DROP DATABASE
を利用する為には、データベース上の
DROP
権限が必要です。DROP
SCHEMA
は DROP DATABASE
の同義語です。
重要:データベースがドロップされる時、データベース上のユーザ権限は自動的にドロップ
されません 。詳しくは
項12.5.1.3. 「GRANT
構文」 を参照してください。
IF EXISTS
は、データベースが存在しない時にエラーの発生を防ぎます。
もし象徴的にデータベースとリンクした
DROP DATABASE
を利用すると、リンクと元データベースの両方が削除されます。
DROP DATABASE
は削除されたテーブル数を返します。これは、削除された
.frm
ファイルの数と対応しています。
DROP
DATABASE
ステートメントは、通常作業の最中に
MySQL
が作成するファイルやディレクトリを与えられたデータベースから削除します。
これらの拡張子を持つ全てのファイル:
.BAK |
.DAT |
.HSH |
.MRG |
.MYD |
.MYI |
.TRG |
.TRN |
.db |
.frm |
.ibd |
.ndb |
.par |
もし存在するなら、db.opt
ファイルです。
MySQL
がリストされたばかりのファイルやディレクトリを削除した後、もしデータベース
ディレクトリ内に別のファイルやディレクトリが残れば、そのデータベース
ディレクトリは削除する事ができません。この場合、残っている全てのファイルやディレクトリを手作業で削除し、DROP
DATABASE
ステートメントをもう一度発行しなければいけません。
mysqladmin でデータベースをドロップする事もできます。詳しくは 項7.9. 「mysqladmin — MySQL サーバの管理を行うクライアント」 を参照してください。