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MySQL サーバを ANSI SQL 標準および ODBC SQL 標準に準拠したものにすることを目標としていますが、以下のように、MySQL サーバが異なる動作を示すことがあります。
VARCHAR
型のカラムでは、値が格納される際に後続のスペースが削除されます。(これは、MySQL
5.0.3で修復されています。)項B.1.8. 「Known Issues in MySQL」
を参照してください。
テーブルを定義した場合やその構成を変更した場合、CHAR
型のカラムが自動的に
VARCHAR
型のカラムに変更されることがあります。(これは、MySQL
5.0.3で修復されています。)
MySQLと標準SQLの権限システムには、いくつかの違いがあります。たとえばMySQLでは、テーブルを削除しても、テーブルの権限が自動的に取り消されません。テーブルの権限を取り消すには、明示的にREVOKE
を発行する必要があります。詳細は
項12.5.1.5. 「REVOKE
構文」 をご覧ください。
CAST()
関数は、REAL
またはBIGINT
に対するキャストをサポートしていません。項11.8. 「キャスト関数と演算子」
を参照してください。
標準SQLは、SELECT
ステートメント内のHAVING
節が、GROUP
BY
節のカラムを参照できるよう要求します。このことは、MySQL
5.0.2以前ではできません。