CREATE LOGFILE GROUPlogfile_groupADD UNDOFILE 'undo_file' [INITIAL_SIZE [=]initial_size] [UNDO_BUFFER_SIZE [=]undo_buffer_size] [REDO_BUFFER_SIZE [=]redo_buffer_size] [NODEGROUP [=]nodegroup_id] [WAIT] [COMMENT [=]comment_text] ENGINE [=]engine_name
        このステートメントは、'undo_file'
        と名づけられた単一
        UNDO ファイルを持つ
        logfile_group
        という名前の新しいログファイルグループを作成することができます。CREATE
        LOGFILE GROUP ステートメントはたった 1
        つの ADD UNDOFILE
        節を持ちます。ログファイルグループの命名を管理する規則については、項5.2. 「スキーマオブジェクト名」
        を参照してください。
      
すべての MySQL Cluster ディスクデータオブジェクトが同じ名前空間を共有します。つまり、各ディスクデータオブジェクトは (単に、特定の型の各ディスクデータオブジェクトというだけでなく) 一意に名前が付けられている必要があります。たとえば、テーブル領域とログファイルグループを同じ名前にしたり、テーブル領域とデータファイルを同じ名前にしたりすることはできません。
MySQL 5.1.8 から、いつでも 1 つのクラスタに付き 1 つだけのログファイルグループを持つことができるようになりました。(See Bug#16386)
MySQL Cluster NDB 6.2.17、6.3.23、および 6.4.3 より前のバージョンでは、UNDO ログファイルのパスとファイル名を 128 文字より長くすることができませんでした。(Bug#31769)
        オプションの
        INITIAL_SIZE
        パラメータは、UNDO
        ファイルの初期サイズを設定します。指定されていない場合は、デフォルトで
        128M (128M バイト)
        になります。オプションの
        UNDO_BUFFER_SIZE
        パラメータは、ログファイルグループの
        UNDO
        バッファーで使用されるサイズを設定します。UNDO_BUFFER_SIZE
        のデフォルト値は 8M
        (8M バイト)
        です。この値は、使用可能なシステムメモリーの量を超えることはできません。これらのパラメータは、どちらもバイト単位で指定されます。my.cnf
        で利用されているものと同様、大きさによって一文字の省略形を持つこれらのうちのどちらか、または両方に従うこともできます。通常これは
        M (メガバイト) か
        G (ギガバイト)
        のどちらかの文字です。
      
        MySQL Cluster NDB 6.2.17、6.3.23、および 6.4.3
        からは、UNDO_BUFFER_SIZE
        に許可される最大値は
        600M です。以前は
        150M でした。(Bug#34102)
      
        32
        ビットシステムでは、INITIAL_SIZE
        のサポートされる最大値は
        4G です。(Bug#29186)
      
        MySQL Cluster NDB 2.1.18、6.3.24、および 7.0.4
        からは、INITIAL_SIZE
        に許可される最小値は
        1M です。(Bug#29574)
      
        ENGINE
        パラメータによって、このログファイルグループで使用されるストレージエンジンが決定され、ストレージエンジンの名前が
        engine_name になります。MySQL
        5.1 では、engine_name は
        NDB または
        NDBCLUSTER
        のどちらかの値である必要があります。
      
        REDO_BUFFER_SIZE、NODEGROUP、WAIT、および
        COMMENT
        は解析されますが、無視されます。そのため、MySQL
        5.1
        には影響しません。これらのオプションは、将来の拡張のために用意されています。
      
        ENGINE [=] NDB
        とともに使用されると、ログファイルグループとそれに関連付けられた
        UNDO
        ログファイルが、各クラスタデータノード上に作成されます。INFORMATION_SCHEMA.FILES
        テーブルに問い合わせすることによって
        UNDO
        ファイルが作成され、それらの情報を得たことを証明することができます。例
        :
      
mysql>SELECT LOGFILE_GROUP_NAME, LOGFILE_GROUP_NUMBER, EXTRA->FROM INFORMATION_SCHEMA.FILES->WHERE FILE_NAME = 'undo_10.dat';+--------------------+----------------------+----------------+ | LOGFILE_GROUP_NAME | LOGFILE_GROUP_NUMBER | EXTRA | +--------------------+----------------------+----------------+ | lg_3 | 11 | CLUSTER_NODE=3 | | lg_3 | 11 | CLUSTER_NODE=4 | +--------------------+----------------------+----------------+ 2 rows in set (0.06 sec)
        CREATE LOGFILE GROUP
        は、MySQL 5.1.6 で追加されました。MySQL 5.1
        では、MySQL Cluster
        のディスクデータストレージで使用する場合のみ有効です。MySQL Cluster Disk Data Tables
        を参照してください。
      

