サーバの管理 パネルでは、MySQL Enterprise Service Manager にアクセスできる個々のユーザの作成、削除、管理を行うことができます。
ダッシュボードへログインするには、ユーザアカウントが必要です。これには、権限によって異なる
3
つのユーザタイプ、マネージャ、データベース管理者、エージェント
があります。マネージャ
はユーザを追加でき、この点においてデータベース管理者
と異なります。この理由で、ユーザの管理
ユーザは、データベース管理者
ユーザーがログインしても表示されません。さらに、グローバル設定
ページでの MySQL Enterprise 証明書
セクションの変更やプロダクトキーの入力は、管理者だけが行えます。これらのセクションは、データベース管理者ユーザがログインしたときは表示されません。詳細については、項5.1. 「グローバル設定」を参照してください。エージェント
アカウントは単に、ダッシュボードと MySQL Enterprise Service Agent
との通信を許可します。エージェントアカウントは1つ以上作成する必要はありませんが、監視しているサーバ毎にアカウントを定義すると、万が一、エージェントに障害が起こった場合の危険性を最低限に抑えるという面で有利です。エージェントの証明書ではダッシュボードへログインはできません。
ダッシュボードの最初の立ち上げでは、デフォルトユーザが
2 つ (管理者
と
エージェント
)
あります。これはインストール中に作成されたものです。これらのデフォルトユーザの名前はそれぞれ、admin
と agent
です。この管理者にはインストール中にルートの役割を持つと定義されているため、一意であり、削除することはできません。
管理者
としてログインした場合、設定
ページから ユーザの管理
リンクを選択して新規ユーザを追加することができます。ユーザを作成するには、create
user
ボタンをクリックし、そのユーザの役割を選択し、ユーザ名とパスワードを入力します。
新規ユーザで最初にログインを行ったときは、タイムゾーンとローケル情報の設定を要求するダイアログボックスが開きます。この情報はあとで
ユーザ設定
ページで変更することも可能です。詳細については、項5.2. 「ユーザ設定」を参照してください。
Dashboard 経由で アドバイザ をインストールした場合は、既にルートの役割を持つユーザの設定が済んでいます。(このトピックに関する詳細は 項5.1. 「グローバル設定」 を参照のこと。)
MySQL Enterprise と アドバイザ の更新を受信するには、少なくとも 1 ユーザに対して、 MySQL Enterprise のセッティングを行ってください。MySQL Enterprise のセッティングは最初に Dashboard へログインしたときに設定されています。このセッティングへの変更に関しては、項5.1. 「グローバル設定」 を参照してください。
既存のユーザ情報を編集するには、ユーザの管理
リンクを選択して、編集するユーザを選択します。該当フィールドに変更内容を入力したら、変更を保存してください。
既存ユーザを削除するには、削除
リンクを選択してください。