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レプリケーションは広範囲かつ異なる環境で使用できます。この章では、固有のソリューション タイプに対応したレプリケーションの手順に関して、一般的なメモとアドバイスを提供します。
バックアップ環境でのレプリケーションに関する詳細、セットアップ、バックアップ手順、バックアップするファイルに関するノートに関しては、項5.3.1. 「バックアップのレプリケーション」 を参照してください。
マスタとスレーブで異なるストレージ エンジンを使用している場合のアドバイスやヒントは、項5.3.2. 「ストレージ エンジンが異なるマスタとスレーブのレプリケーション」 を参照してください。
スケール アウト ソリューションとしてレプリケーションを使用するには、対象アプリケーションのロジックとオペレーションでの若干の変更が必要になります。詳細は 項5.3.3. 「スケールアウトのレプリケーション」 を参照してください。
パフォーマンスまたはデータ分散などでは、異なるデータベースを異なるレプリケーション スレーブに複製することをお勧めします。詳細は 項5.3.4. 「異なるデータベースから異なるスレーブへのレプリケーション」 を参照してください。
レプリケーション スレーブの数が増えると、それぞれのスレーブにバイナリ ログを複製する必要があるため、マスタでの負荷が増加し、マスタのパフォーマンスが低下することに繋がります。レプリケーション パフォーマンスを改善するヒント、単一のセカンダリ サーバをレプリケーション マスタとして使用する方法に関しては、項5.3.5. 「レプリケーション パフォーマンスの改善」 を参照してください。
非常時のフェイルオーバ ソリューションとして、マスタへの切り替えやスレーブをマスタにするためのガイドは、項5.3.6. 「フェイルオーバでのマスタ切り替え」 を参照してください。
レプリケーションのコミュニケーションを安全に行うには、SSL をデータ交換に使用して通信チャネルを暗号化します。段階的な指示説明は、項5.3.7. 「SSLを使用するレプリケーションの設定」 を参照してください。