GPL
の条件に従っている場合、GPL
の下で MySQL
ソフトウェアを無償で使用することができます。GPL
に関する一般的な質問に対する回答などの詳細については、Free
Software Foundation の一般的な
FAQ(http://www.fsf.org/licenses/gpl-faq.html)を参照してください。一般に、以下のような場合に
GPL
を使用します。
独自のアプリケーションと
GPL
に基づく
MySQL
のソースコードの両方を製品とともに提供する場合。
商用としてディストリビューションを販売する場合でも、機能に関して
MySQL
システムにリンクしていない、または
MySQL
システムに依存していない他のプログラムとバンドルされた
MySQL
のソースコードを提供する場合。これは、GPL
ライセンスでは単に集約と呼ばれる。
MySQL
システムのいずれの部分も提供しない場合、無償で使用することができる。
インターネットサービスプロバイダ(ISP)として、MySQL
サーバを使用した Web
ホスティングを顧客に提供する場合。当社は、MySQL
サポートがある ISP
を使用するように推奨している。これは、MySQL
のインストールに関して発生しうる問題を解決するためのリソースが、実際にそれらの
ISP
にあるという信頼感が得られるためである。ISP
に MySQL
サーバ
の商用ライセンスがなくても、適切なパッチが適用されていることを確認できるように、顧客に少なくとも
MySQL
インストールのソースへの読み取りアクセス権を付与する必要がある。
MySQL
データベースソフトウェアを Web
サーバとともに使用する場合(提供する製品でない限り)、商用ライセンスは不要である。MySQL
サーバ
を使用する市販の Web
サーバを実行する場合も、同様である。これは、MySQL
システムのいずれの部分も提供しないためである。ただし、この場合、MySQL
ソフトウェアによって企業がサポートされているので、MySQL
サポートを購入していただくよう希望する。
MySQL
データベースソフトウェアの使用に商用ライセンスが不要な場合でも、MySQL
AB
からサポートを購入することをお勧めします。これにより、MySQL
の開発に貢献することになるとともに、お客様自身も直接メリットが得られます。
See 項1.4.1. 「MySQL AB によって提供されるサポート」。
MySQL
データベースソフトウェアの使用によって利益を得るような商用コンテキストで
MySQL
データベースソフトウェアを使用する場合は、いずれかのレベルのサポートを購入することで
MySQL
ソフトウェアの開発のお手伝いをお願いしています。MySQL
データベースがお客様のビジネスに役立っているのなら、今度はお客様が
MySQL AB
に手を貸してください(そうでないと、サポートに関する質問をする場合、多くの労力を要した成果を無償で使用しているだけでなく、当社に無償でサポートを提供するように依頼していることにもなります)。
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.