より詳細な検索方法
複数の語句を入力し、デフォルト設定で検索を行うと、入力した語句が 1 つ以上含まれるトピックすべてが検索結果に表示されます。条件検索も可能です。次の各章で条件検索を使用したより高度な検索方法を説明します。 指定した条件に従って、検索結果が一覧表示されます。 検索結果リストには、各トピックに対して、スコア(対象語句の出現回数)、トピックの見出しおよび内容(内容文の出だし)が表示されます。 二重引用符の使用二重引用符(")を使うと、入力文字列と正確に一致する文字列を検索することができます。さらに、英数字のみを使って検索する場合は、「大文字と小文字を区別する(Case sensitive)」チェックボックスをチェックすることで、大文字・小文字を含めて一致する箇所を検索することもできます。 文字列検索を行う場合は、二重引用符を使って対象文字列で囲みます。たとえば、下の 例、a のように、「ナビゲーション ウィンドウ」というカタカナ連結語を半角スペースをはさんで入力し、検索をかけると、OR 検索が実行され、「ナビゲーション」または「ウィンドウ」が含まれるトピックすべてが検索結果にリストされます。一方、b の例にあるように、同じ文字列を二重引用符で囲んで検索をかけると、「ナビゲーション ウィンドウ」は半角スペースを含む単一の文字列とみなされ、正確に一致する文字列を含むトピックが検索結果にリストされます。
注意: VERITAS のマニュアルやオンライン ヘルプでは、カタカナ連結用語は、基本的に中黒(・)を使用せず、半角スペースで区切って表記しています。また、英数字の語句とカナまたは漢字の語句とを連結する場合は、英数字語句の前後に半角スペースを挿入しています。たとえば、文字列「この VERITAS 製品」は、「この[半角スペース] VERITAS [半角スペース] 製品」と表記されます。VERITAS の文書に含まれる連結用語と正確に一致する文字列を検索するには、多くの場合、このような半角スペースが必要となります。一方、VERITAS Help で OR 検索を実行する場合、語句の区切りを示すスペースは、半角でも全角でもかまいません。つまり、上記 a のケースで、スペースを全角にし、「ナビゲーション ウィンドウ」で検索を行っても検索結果は同じです。 論理演算子の使用検索を絞り込むために、論理演算子を使って、検索条件に複数の語句を指定して検索を行うことができます。たとえば、インストールに関連するトピックを探す場合、「インストール」と入力して検索を実行してみます。この場合、サーバーのインストールに検索結果を限定したい場合は、「インストール AND サーバー」と入力します。論理演算子を使うことによって、複数の語句を組み合わせ、複雑な条件による検索を行うことができます。さらに、括弧を使って対象文字列を論理集合にグループ化すれば、検索条件をより効果的に記述することができます。 注意: 論理演算子はすべて、半角大文字で入力する必要があります。
次の表は、使用可能な論理演算子とその使用例です。
上記の論理演算子を自由に組み合わせ、検索条件を設定することができます。次に、論理演算子を組み合わせた例を示し、その条件について説明します。
「サーバー」が含まれ、かつ、「クライアント」が含まれ、かつ、「インストール」と「パッチ」のうちいずれかが含まれるトピックを検索します。 「インストール」が含まれ、かつ、「サーバー」が含まれ、かつ「クライアント」が含まれないトピックを検索します。 「インストール メニュー」と正確に一致する文字列が含まれ、かつ、「サーバー」が含まれるトピックを検索します。 「サーバー」が含まれるトピックを検索します。「インストール」と付記することにより、その検索結果エントリ内に含まれる「インストール」もハイライト表示します。 複数の文字列による検索を行う場合、括弧を使うと便利です。括弧で文字列を論理集合にグループ化することによって、検索条件に使用する論理演算子をより効果的に使用することができます。次に、括弧の使い方によって検索条件が変わる例を示します。 ワイルド カードの使用英数字の検索を行う際は、疑問符(?)およびアスタリスク(*)を使って、ワイルド カード検索を行うことができます。
たとえば、「VERITA?」と入力した場合、疑問符は任意の単一文字と置換されます。会社名、製品名のような、英数字で表記される名称の正確な綴りがわからない場合に便利です。 文字数を制限することなく、特定の文字列を含む英数単語を検索できます。たとえば、「vxlic*」と入力した場合、アスタリスクの箇所は 0 個以上の任意の文字と置換されます。 リストされる検索結果の例としては「vxlicrep」、「vxlicinst」、「vxlictest」などが考えられます。 注意: ワイルド カード(疑問符およびアスタリスク)を、検索文字列の 1 文字目に使うことはできません。また、ワイルド カードは、英数字の語句の検索にのみ使用してください。カナや漢字は、ワイルド カードを併用しなくても、単語に含まれる特定の文字列を検索できます。たとえば、「実行」と入力して検索すれば、「実行」、「実行月」、「実行日」、「実行時間」、「実行日設定画面」などの文字列の「実行」の部分がハイライト表示されてきます。 ヘルプ機能および使用方法へ戻る |